20171220

ブログにツイッターを連携すれば本当にアクセスアップするのか?



ブログ記事の更新をツイッターに投稿しているブロガーさんも多いと思います。

ブログのアクセスアップをレクチャーする本やサイトには「ツイッターと連携しSNSで拡散しましょう!」と必ず書いてありますからね。

ワードプレスならプラグインを使ってツイッターとの連携を自動化出来ますし、はてなブログなどの無料ブログサービスを使っているならRSSフィードをdlvr.itに登録してあげれば自動化が可能ですので設定は簡単です。

それでツイートを誰か見てくれて、自動的にブログのアクセスが増えれば万々歳ですね。


ただこの手法、やってみれば多少の効果はあるかもしれないのですが、その程度はブログの属性や記事の内容によって大きく異なります。

芸能ネタ、スポーツネタ、政治ネタなどの時事性を扱うトレンド型のブログやアイドル・ゲームに特化した記事を書いているようなブログならツイッター側の反応がかなり期待出来るのですが、ごく普通の日記ブログとか一般的な(地味な)ノウハウの解説ブログとかはツイッターと連携してもあまりアクセスアップの効果が期待できません。


つまり、ツイッター側の需要と供給を考える必要があるんです。

ツイッターで需要があり反応を期待できるのは、芸能・スポーツ・政治など時事性が高いネタ、おもしろいネタ、癒されるネタ、事件性のあるネタ、共感を呼ぶネタなどのツイートが中心です。

ごく普通の話や地味なツイートは需要のない割りに供給は多く、普通はタイムラインに埋もれてしまい日の目を見ません。


たとえば、アクセスアップの裏技という地味なノウハウを解説しているこのブログの記事をツイッターに投稿すると、



ツイート文


「ブログにツイッターを連携すれば本当にアクセスアップするのか?」-アクセスアップの裏技 

https://urawaza7.blogspot.com/2017/12/blog-post_20.html




こんな感じになりますが、このツイートを垂れ流しても、ほとんど反応は期待出来ない訳です。めっちゃ地味なネタですよねw

どうやってブログをアクセスアップすればいいんだろう?、ってツイッターを見たり、ツイッターで検索する人はなかなか居ないでしょ?

つまりツイッター・ユーザーにとってはこういった記事の需要はほとんどないため、いくらツイッターに投稿しても実態のあるアクセスにはなかなか繋げられないんですよ。



よくブログとツイッターの連携→拡散はブログ・アクセスアップの常套手段のように解説されていますが、闇雲にツイッターと連携してもブログの属性や記事の内容的にあまり意味をなさないことも多いと思います。

そんな場合はブログへのアクセスを増やそうと、例えばツイッターのフォロワーを増やしても直接的な集客効果があがらない可能性が高いです。

まあ、大した手間でないので、一応ブログとツイッターを連携しておく!と言うならそれでもよいし、ツイッターに記事を吐き出しても効果が期待できないので別の作業をすると言うならそれもいいでしょう。

ただ、もしツイッター側の集客に注力するなら、ブログの属性からツイッター側の需要が多いことをよく吟味してから実行するのがお勧めになります。


闇雲にブログとツイッターと連携しても

空振り多いよ