ブログ顔出し
一昔前まではブログに顔を出したり、さらに実名を公表するのは有効なアクセスアップの手法と言われていました。日本ではインターネット上で顔や名前を出すのは珍しかったので、それ自体希少価値を生んでいたからだと思います。
現在ではブログへ顔を出す人もだいぶ多くなってしまいました。
Facebookやニコニコ生放送、ツイキャス、ふわっちなどのコミュニケーションツールも顔出しが多く、日本人の顔出しに対する考え方や傾向が変わってきたのだと思います。
ブログへの顔出し効果として、どんな人が書いているかすぐに分かる、ビジネスブログの場合は読者に安心感を与えたり信頼感を与えるなど言われております。
ただブログへ顔を晒すなんてマヌケ、と言う声も依然として大きいのも事実であります。
ブログへ顔を出しても出さなくてもアクセスには関係がないと言う人もいます。
顔出しについて、本当はどちらがいいのか?諸説ありますのでここではその答えは置いておいてきますね。
今回はブログへの顔出し、その中でも”ドヤ顔”の持つ有効性を述べたいと思います。
ドヤ! |
ドヤ顔が読者へ与える錯覚効果
何か調べものをしてGoogle検索するとさまざまな解説記事がヒットしてきますが、中にはブログにドヤ顔の写真を掲載しているブロガーさんも結構いますよね?
例えば「ブログ アクセスアップ」でGoogle検索するとブログにドヤ顔を掲載している解説記事を見たりもします。
もちろんドヤ顔ですばらしい解説やライティングテクニックを披露されているブロガーさんもいらしゃるのですが、たまに謎の記事を見るんです。
その記事に目を通すのですけど、やたらと長いわりには”今さら”感が満載の記事で、よく見るとところどころ間違っているポイントもある・・・。
ブログのプロフィールにはドヤ顔。
内容は今さら記事でも日付は比較的新しい。
だがその記事は検索エンジンでは並みいる競合を抑えてドヤ!と上位に表示されてくる。
「ホワイ?( ゚д゚)」
そんな事がよくあるんです。
ドヤ! |
まあ、ブログもすべての記事に力を入れて書いているワケじゃありませんので、じゃあ他の記事も少し読んでみようかと思ってしまう訳です。
そんなドヤ顔なら何か新しい情報やおもしろい記事があるんじゃないか?と期待しちゃいますよね。
で、次の記事も妙に話は長いのですが、書いてあるノウハウは10年くらい前にみんな知っていた話でなにも目新しくない・・・。
なぜ今さら?みたいな。
なぜかごく一部の人しか知らなそうなつまらんネタが途中で出てくる。
話が回りくどい。
ブログのプロフィールにはドヤ顔。
・・・
「これは内部SEO対策で作った記事なんかなあ?」
ブログにコンテンツを増やす際、内部SEO効果を高めるために少し古いネタやあんまり読んでもらわなくてもいい記事を作る場合もあるんです。
そう思ったりしちゃって、うーん、ここまで来たらしょうがないと、そのブログのいろんなページにアクセスしてしまい気が付くと30分以上時間がつぶれ、どの記事もやたら長いという感想以外、何も得られるものがなかった・・・。
最後にもう一度見てもブログのプロフィールにはドヤ顔・・・。
ってこんな事があるんです。
これってよくよく考えてみると、
「こんなドヤ顔でブログ書いているんだから、なんかすげえ事書いているんじゃね?」
ってこっち(読み手)が勝手に期待しちゃう事があると思うんですよ。
さすがに何か語ってくれるんだろ?みたいな。
それに加え、文字数をいっぱいに詰め込んだ長い記事だと期待感も増しますよね。
それで思わず何ページか記事を読み進めてしまうんですが、しばらく時間が経過したのちに、そこから得られるものは何も無いと判明するんです。
「なんじゃこのブログは?しかもなんでドヤ顔なんすか?( ゚д゚)・・・」
ってなっちゃうんですよ。
ドヤ!! |
検索エンジンの評価とSEO効果
でもそうすると、Google検索エンジンはそのドヤ顔ブログをユーザーの滞在時間の長い、サイト内巡回率の高い優良サイトだと判断してしまいますよね。
Google検索エンジンもさすがにその内容が10年位まえからあったウン○のような記事とか判断できませんから。
しかも1記事の文字数が多ければ結果としてそのブログが検索エンジンの上位表記を勝ち取ってしまう可能性が高い訳です。
・ユーザーの滞在時間が長い
・サイト内巡回率が高い
・1記事の文字数が多い
この3点を満たせばGoogle検索エンジンにとって非常にポイントの高いブログになりますので。
ドヤ顔はアクセスアップの裏技?
そう考えると、ドヤ顔でブログに顔出しするって意外にもSEO効果が高いのかも知れません。
しかもドヤ顔の写真を1~2枚ブログのプロフィールに貼っておけばいいだけですので大した時間も労力も必要ありません。
ブログにドヤ顔 X 文字数の多い記事 = 高いSEO効果
解説系のブログとしては、実はなかなか考えられたアクセスアップの裏技なのかも知れません。
作業時間あたりのSEOのパフォーマンスが高いですよね?
ポイントは、ドヤ顔で洗練された内容の濃い記事を書いてしまうと、「ふーん、なるほどねー。」って読者が満足しすぐ離脱してしまうので、ドヤ顔でどうでもいい記事をやたら長く書くという事にあります。
「なんじゃ、このドヤ顔のこのク○記事は・・・( ゚д゚)」
的な内容の記事をあえて書きまくること。
そうすると「ものすごい記事がどっかにあるんじゃないか?」と読者が勘ぐってブログ内を探し回ってくれるわけです。
ただし、みんなそのドヤ顔を覚えちゃうと離脱率が急激に上昇してしまうリスクもありますがw
もろ刃の剣って言えばそれまででしょうか。
ドヤ!!! |
ドヤ顔アクセスアップ法
解説系のブログにおすすめ。
今ならライバル少ないっすよ~