20180107

外部SEO対策はブラックハットなのか?



コンテンツSEO全盛期の現在、ブログアクセスアップのレクチャーは外部SEO対策、すなわち被リンクの構築作業をいわゆる悪玉=ブラックSEOとみなしている風潮が続いていますが、果たして本当なのでしょうか?

被リンクの構築などには頼らず、コンテンツの質さえ向上させていけば書いている記事が検索エンジンの検索上位へ食い込んで知らず知らずのうちにアクセスは集まってきますよ!という論理です。

これって半分正解で半分不正解だと思います。

この論理ですがアドセンスでブログを収益化する手法のようなブログにアクセスを集めさえすればいい場合それもアリと思います。しかしビジネスのホームページやブログの場合は違います。

ビジネスの場合はどうしてもこのキーワードでこのページ(記事)を検索エンジンの上位、出来れば1位にしたいという場合が出てくるのです。

そのキーワードで検索上位はビジネスを優位に進めることができ、逆に検索上位を外してしまうと、ネット上でのビジネス的に大変厳しくなるヤツです。

検索上位に行くには、文字数を増やしてコンテンツの質をあげるなんて誰でも知っていますので、そのキーワードではどの業者のページもほとんど完璧なのです。

こんな場合、業者どうしが完全なものを目指してページを作りこんで行くのでさらにコンテンツの質を向上させる術がなくなっくる状況になってきます。

このまま黙って指を咥えて見ていても検索上位には行けませんので、PPC広告を打つか、外部SEO対策をブチかますしか手がなくなるのです。

PPC広告も最初はいいのですが、業者同士が競い合って入札単価が上昇して行きますので徐々に採算が合わなくなります。

結果、外部SEO対策を選択するしか方法が無くなってくる訳です。

で、やはり検索エンジンの上位サイトをチェックしてみると外部SEOの被リンク対策をしっかりとやっている(と思われる)サイトやブログが多いのは事実です。

ビジネスの場合、外部SEOは悪である!と叫んでも検索上位にはいつまでも食い込めないのも一つの現実なのです。




反対に良質な記事コンテンツには必ずアクセスが集まるか?と考えてみましょう。

4000字や5000字の文字数モリモリの記事、H1、H2の見出しタグを適切に使って段落を分け、オーソリティーからの引用も使い、コピーライティングの知識まで動員した素晴らしい記事を作ったとします。

この記事が必ず検索エンジンに評価され、狙ったキーワードの検索結果の1位をとるか?

実際問題、それは分かりません。

ドメインエイジもあるのですが、やはり検索結果上位の他のサイトやブログが外部SEO対策をしっかりやっている場合、そのすばらしい記事は検索結果の下位に沈み、そのまま埋もれて誰にも読まれることの無いケースも多々あると思われます。現実には・・・





「外部SEO対策は必要ない!そんなブラックハットのブログはいつか検索エンジンの圏外に飛ばされるよ!!」

ってアドバイスは大変ありがたいし、それが理想なのかも知れませんが、特にビジネスのパートになると現実は少し違ってくるのであります。