20180118

SEO対策 長文記事の有効性 2018




Google検索エンジンのアルゴリズム変化により長文記事が検索結果の上位を占めるというトレンドは2018年も継続される見通しです。

コンテンツSEOも今や常識になってきましたし、業者もプロブロガーもアフィリエイターもとにかく文字数を一つの記事に埋め込んでいくスタイルのSEO対策が基本になっています。

このため妙にひょろ長い記事の競争はこれからも際限なく続くのでしょう。

一昔前までは1000字の記事を書くと長文記事の扱いだったのですが、今や2000字が普通ですし10000字を一つの記事に網羅する基地外凄腕のプロブロガーさんもチラホラ出現しています。

この文字数を増やしまくる争いはどの辺まで続くのか、ちょっと予想しにくいのですが昨年10000字のスーパー長文記事が出現したので今年は20000字くらいはあり得ます。

ネタの意味も込めてプロブロガーの誰かがやるでしょうね、きっと。

ネットで調べものをしようと検索したら、ちょっとした短編小説を読むレベルの文字量を浴びることになるかも知れません。

文字フェチにはたまらないかも知れませんが、一般人には少し有難迷惑な話であります。



さて、コンテンツの質を充実させる検索エンジン対策をホワイトハット型のSEO(良い対策)と呼びますが、文字数を際限なく増やすという対策はブラックハット型のSEO(悪い対策)の導線になっている気がすると感じる人は私だけでは無いでしょう。

こんな文字数を増やす不毛な戦いの続く中、2018年検索エンジン経由でアクセスを増やすにはどうすればいいのか?

そのポイントは2つになると思います。

①こっちも記事の文字数をモリモリ増やして戦う

②文字数はそこそこに抑えて記事数を増やす


まず①の「こっちも文字数をモリモリ増やして戦う」は少し不毛です。

ビッグキーワードで検索エンジンでどうしても上位表示したい記事に使うとか、そんな状況に限定したほうがいいです。

また、どうしても上位表示したい場合は被リンクを増やす外部SEO対策を施していく手法もあり、余計な説明の多い、やたらとひょろ長い記事をこさえるよりは別の方法を考えた方がいい場合も多いと思います。

長くても読みやすく、検索エンジンのユーザーを満足させる記事をスピーディーに作れる能力のある人は別ですが。


次に②の「文字数はそこそこに抑えて記事数を増やす」は時間の使い方としては正解でしょう。

ブログの属性にもよりますし検索キーワードにも依存するため”そこそこ”の加減が難しいのですが、2000字~3000字程度と言うのがぱっと思いつく文字数の目安と考えていいのではないでしょうか?

感覚の問題となりますが一つの記事に2000字を超えるといささか長い感じがしますので、私は基本的に2000字を目途に記事を作っています。




長文記事を作る注意事項として、

Google検索エンジンも全ての検索キーワードで文字数モリモリの長文記事を評価している訳ではありません。

検索ユーザーが詳しい情報を必要としているだろう(とGoogleが考える)検索キーワードにおいて長文記事が優遇されているだけであるので、そこは誤解無いようにしてください。

例えば

"アメブロ ログイン"

というキーワードで検索したときに、アメブロのログイン画面のURLが一番トップに来ればいい訳ですし、実際にもそうなります。

3000字でアメブロのログイン方法を解説した記事が検索エンジンのトップに来てもユーザーとしては困ってしまいますよね。


ではどういう検索キーワードで長文記事が有効かと言いますと、それは検索エンジンに聞いてみれば分かります。例えば、

"ブログアクセスアップ"

のような検索キーワードを叩いてみると、上位に表示されてくる記事は文字数モリモリに作りこまれた長文記事が数多くヒットします。

そんな場合はGoogleも長い解説を評価していると想定出来ます。

このため"ブログアクセスアップ"で上位表示したい記事を作るのなら、ライバルとなる上位サイトの文字数に遜色のない、あるいはそれ以上の文字数をモリモリにしたコンテンツを作成すればいいわけなんです。


こういった、"検索キーワードごとにGoogleは文字数の評価方法を変えている"という事実を頭に入れて記事作成を行うと作業効率がいいでしょう。

何でもかんでも”ひょろ長い記事”を書くのは大変ですからね。

また、10000万字以上のスーパー長文記事ですが、今後本当に評価されるのかどうかは非常に怪しいです。

ただでさえ長い記事が増えて飛ばし読みしている人(検索エンジンユーザー)が多いと思われますし、個人的にもそんなに長いなら「記事分けたほうがいいんじゃね?( ゚д゚)」って思いますのでねw


こういったひょろ長い記事もGoogle検索エンジンのアルゴリズム変更で通用しなくなる可能性もあり、あまり時間を使って文字数にこだわる必要はないのかも知れません。

文字数にポイントを当てると文章が回りくどくなったり、余計な説明まで書いて記事が間延びしたりしてしまう事もありますので、そっちのほうに注意したいところです。



※この記事の文字数は2055字です。