20180124

アクセスアップ・ツール 武士道と日本人気質



今、インターネットのブログアクセスアップのレクチャーは概ねGoogle検索エンジンを意識した「質の高い長文記事の更新を続けましょう!」のオンパレードになっています。

それはそれで正解の一つで真っ当な手法だと思うのですが、弱点が存在する事実を忘れてはなりません。

①質の高い長文記事の作成には1ページあたりの労力と時間がかかる

②読んでもらう長文を書くにはライティングのスキルが必要

③ライバルブロガーたちも質の高い長文記事の作成を行う結果、検索エンジンの上位表示争いは激化していく。


①と②は個人の努力で解決できる問題ですが、③の検索エンジンの上位競争の激化を見込んでいるブロガーさんは意外に少ないのではないでしょうか?

コンテンツSEO対策は「地味な努力がやがては花開く」という意味で、地道な継続を愛する日本人向けの手法だと思いますが、みんながみんなコンテンツSEO対策を進めてしまうと勝ち残れるのは検索エンジンの1ページ目、すなわち上位10人ということになるんです。2ページ目以降11位以下の人たちは残念ながら日の目を見ません。

競合の強いキーワードでは検索エンジンの上位争いはさらに熾烈です。上位10位内は質の高いコンテンツに加え、小技・大技・裏技なんでもぶちかまして1つでも順位をあげるよう施策を行っていますからね。

どんなにすばらしい記事を書いてもブログ初心者の人がつけいる隙はなかなか出来ないのです。

そこで何か次にとる手段はないか?

そう考えるのが通常だと思うんですけどアクセスアップ系の「ツールで何か出来んの?」と探す人もいれば「ツールなんてスパム!」と言語道断の愚行であると一刀両断に成敗される方も多いと思います。

コンテンツの制作で大変な労力と時間を使っていますから、次のアクセスアップ手段としては楽したい派と、その苦労を継続して真っすぐ進む派に分かれて来ます。

いや、そこで挫折してしまう人も多いかも知れませんね。




ネットを検索しても「ツールなんてスパム!」と声を大にして書かれている人は多いと思います。

その見解に異議を述べるつもりは毛頭ないのですが、そんなブロガーさんの記事を見ていると、なんとなく日本人の「武士道」気質を想起してしまうんです。

「おのれ、アクセスアップ用の自動ツールを使うなど卑怯だぞ、おぬしそれでもブロガーか!」

みたいなね。

なんかこう、ちょっとかっこいいですよね。

それでツールを使うブロガーが言うんです。

「すまぬ、見逃してくれ。コンテンツSEOのおかげで拙者それどころではないのだ・・・。」

ってね。

武士道的な気質の中では自動ツールは悪。

刀と鉄砲みたいなもんなのでしょうかね。

なんかそんな風に思いませんか?w




今の日本のブログアクセスアップツールですが、一昔前よりはだいぶ進化していて相当評判の悪いものでない限りは実際かなり丁寧に設計されています。

たとえばアメブロガーに人気のツール アメーバキング2ですが、ID属性を絞り込むことで無差別なペタ!やいいね、読者登録を回避したり、動作時間に間隔をもたせてサーバーの負荷を減らしたりなど。
設計段階でよく考えられているなあと思いました。

逆にちょっとアメリカンなツールだなあと思ったのがPSW2
これは一瞬で大量に記事を作って「せえの!ドカーン!!!」とやるタイプでなかなか豪快ですw。まあサテライトサイト用なんでそれでいいんですけどね。


話が少しそれましたが、アクセスアップのツールを使うこと、それ自体は別に何の問題もないと思っています。

そのほとんどは人間が手作業でやることをPC上、あるいはサーバー上で動作するツールが自動でやってくれたり効率化するだけですからね。

例えば、

・ツールでつけられたペタと手動でつけられたペタ

・ツールでフォローされたアカウントと手動でフォローされたアカウント

・ツールで申請された友達と手動で申請された友達

気にするほどの違いは無いし、気にしてる人もそれほど多くはないでしょう。

一件一件を見分けるのも面倒だし、ツールを使う人もいれば手動の人もいるという理解されているはずです。


問題はツールを使って思った結果が出るのかどうか?

そこは人それぞれで変わってくるんだと思います。

「拙者、ツール買ったんでアクセスアップ間違いなし、もう明日から安泰じゃあ!」と思うのは危険です。

あくまで手作業の一部が楽になるので、その分休んだり、別の作業に時間を回せると考えるべきでしょう。

そこの考え方を間違うと、「このツール使えねえ。クッソ!。」ってなってしまいます。

アクセスアップのツールをお探しの方は注意してくださいね。

ツールが

「このブログをぜひ読んで下さい!おもしろいですよ!!」

って宣伝して歩いてくれる訳ではありませんので。